処方箋のお薬をもらうため、調剤薬局に行ったら、「かかりつけの薬剤師はいますか? もしいなければ希望しますか?」と聞かれました。
「かかりつけ医」は聞いたことがありますが、「かかりつけの薬剤師」は初耳だったので、詳しい説明をお願いしたら、
- 服用するお薬について詳しい説明をしてくれる。
- 特に複数の医療機関で複数のお薬を処方してもらっている場合などは、飲み合わせなどの留意点が出てくるが、そういう状況を一括管理し、継続的に指導してくれる。
- 「かかりつけ薬剤師さん」に指名できるのは、全国で一人だけ。調剤薬局ごとに1人ずつ指名する、などといった運用はできない。
- 指導料がかかる。金額は医療費の自己負担率によって異なる(3割負担の場合で100円程度とのことでした)。
全体的にメリットが多い印象ですね。費用も高くないですし。
では、「いない場合のデメリットは?」というと、さほどありません。
かかりつけ薬剤師ではないからといって、お薬の説明が雑になるとか、そもそも説明してもらえないといったようなことはまずありません。まあ、もちろん、薬局の混雑状況などによって、説明が簡素化されたり、丁寧になったり、といったことは出てくるかもしれませんが、心配するようなレベルではないと思います。
いずれにせよ、必要だと思ったら、随時登録可能だということなので、いずれ使ってみようかなと思います。