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漢方日記

マイ漢方①:頭痛に呉茱萸(ごしゅゆ)湯

 頭痛のお薬として処方されました(※服用は自己判断ではなく、お医者さんの処方に従ってください)。 今までは、頭痛がすると、大抵はそのまま我慢するか、どうしても我慢できないときは、バファ〇ンや、〇ナなどの頭痛薬を飲んでいたのですが、呉茱萸湯を処方されるようになってからは、これらの頭痛薬が必要なくなりました。  特に、吐き気のある頭痛(片頭痛)のときに飲むとラクになります(わたしの場合)。  あとはそ […]

抑肝散加陳皮半夏と加味帰脾湯

 今年の夏は今までの中で一番暑いと感じた夏でした。  この記事を書いている9月下旬ですら、朝晩は少し涼しくなってきたものの、毎日30度超えという日が続いています。来年の夏もこうなのかな。いやだな。  そのせいなのかどうなのか。  よくのぼせるようになりました。  背中から暑くなり、その熱が頭まで上がって、全身に汗をかく…という感じです。長さは数分程度。その症状が数時間おき、または数十分おきに出現し […]

5年間漢方薬を飲んでみて、改善した症状ベスト3。

 実は3つに絞るの、難しいです。 それだけいろんな症状が改善したわけですが、「自覚症状としてツラかったもので、かつ、わかりやすいもの」という観点から、ベスト3を挙げてみたいと思います。 第3位「めまい」  めまいにはいろんな種類があるようです。 わたしの主な症状は「天井がぐるぐる回る⇒ひどいときは歩けない」「吐き気がする」「食欲がない」でした。  症状は起床時に出ます。 めまいの日は、ベッドから起 […]

スイッチポンであとは放置。ラクラク漢方薬の煎じ方。

 煎じるタイプの漢方薬のいいところは、薬によって味や香りが違うところ。  ものによっては「薬くさい」と感じるものもありますが、コーヒーや紅茶のように、嗜好性が高いものもあります。薬を「おいしい」とか「いいにおい」と感じるのは意外と思われるかもしれませんが、漢方あるあるの一つに「おいしいと感じる薬は効く」というものがあり、わたし自身の体験からしても、これは一理あるように思えます(もちろん効いているの […]

漢方が「うさんくさい」と言われる理由

 ※個人的な意見です。  一番の理由は「客観よりも主観に重きが置かれているから」かもしれません。  数年間、漢方薬を服用して感じたことは、薬の効果を測るとき、一番大事にされるのは「主観」だということです。西洋医学の場合は主に検査データを基準に「正常か、異常か」を判断しますが、漢方の場合は「患者自身が改善したと思うかどうか」が重視されます。  もちろん診断する際には、舌診や脈診、場合によっては、腹診 […]

漢方薬を効果的に飲む方法

 今回は漢方薬(エキス剤)を2種類処方してもらいました。 飲み方は、  ①食前に飲む。 ②もし忘れたら、食後でもOK。 ③2種類同時に飲んでOK。  とのこと。とても手軽です。  ただ、少し疑問が残りました。  実は、以前、煎じ薬を飲んでいたときの飲み方とは若干違っていたからです。煎じ薬の場合は、もう少しルールが細かかったんですね。具体的には、  ①食前に飲むときは、服用後、30分以上時間を空けて […]

桂枝加竜骨牡蛎湯の面白い効能

 ストレスに弱いです。  そのせいで眠れなくなることがよくあります。  なので、そういう症状に効果のある漢方薬をよく処方してもらうのですが、先日から「桂枝加竜骨牡蛎湯」という漢方薬を飲み始めました。 読み方は「けいし か りゅうこつ ぼれい とう」です。  慣れないうちは難しく感じますが、慣れてくれば、カタカナばかりの西洋薬よりもむしろ漢方薬のほうが分かりやすいと感じるかもしれません。 「桂枝加竜 […]

めまいが出なくなってきた!!(五苓散・21日目)

 今回のめまいは、いつもと違って、 ★ぐるぐるめまい ★ふわふわめまい  の二つが合わさった形でやってきて、しかも一日中寝てても治らない(いつもは治るのに)。 ので、かなりきつかったです。  おまけに、めまい中は吐き気がひどくて、食べるのがしんどくなるので余計に。  まあでも。 おかげで五苓散の効き目を思い知りましたよ(笑)。(漢方の効能は症状がひどいときほど感じやすくなります。当たり前といえばそ […]